E7ビザとは?
私たち外国人が韓国で働く場合に必要になってくる就労ビザ(E7)。

ワーホリから就労ビザに切り替えたいけど
ビザの必要書類がよくわからない。。

アポスティーユが必要って聞いたけど
やり方がわからない!!
今回はそんな方必見!
実際にE7ビザ取得をした私が、ビザ申請の際に必要な書類やアポスティーユの仕方までわかりやすくまとめてみました♪
ぜひ最後までご覧くださいね!
申請時の必要書類
私が最終的に用意した書類はこちらです。
1. 最終学歴証明書(英文)
2. 経歴証明書(英文)
3. 資格証明書(英文/日文)
4. 翻訳者確認書
5. アポスティーユ宣言書(英文)
6. TOPIK成績証明書
7. ビザ発給認定申請書
8. 賃貸借契約書コピー
その他にもパスポート原本と、私はワーキングホリデービザからの切り替えだったためワーホリビザで発行された外国人登録証原本も提出しました。

パスポートは申請後すぐに
行政書士さんに返してもらえました!
人によって提出する書類が少しちがうので、担当の行政書士さんに確認してくださいね!
ここからは1つ1つの書類について詳しく解説していきます。
最終学歴証明書
卒業証明書か、学位記のどちらかです。
行政書士さんによると卒業証明書よりも学位記のほうがいいみたいですが、私の大学は英文の学位記の発行ができなかったので、英文で発行できる卒業証明書を提出することにしました。
ちなみに私の大学はメールや電話での証明書の発行を受け付けていなかったので、日本にいる家族に代わりに代行をお願いしました。

単位取得証明証は提出しなくてもいいの?
E7ビザを取得した方の中には提出した方もいます。
提出するべきなのは、卒業した学部と韓国の会社でしようとしている業務内容が一致しない、だけど大学在学中にその業務内容に関連した授業を履修したことがある場合だと思われます。
なので卒業学部と業務内容が一致する場合は提出する必要がありません。
経歴証明書
過去にE7ビザを取得した方のブログを参考にしてテンプレートを作り、それを前の会社の人事の方に渡してPDFベースで受け取りました。
私は会社名、部署名、勤務期間のみ記入して、具体的な業務内容は記載しませんでした。

条件や状況によって業務内容を深く記入した方がいい場合もあると思うので、担当の行政書士さんとしっかり相談するのがいいと思います!
資格証明書
私は業務に関係のある日本の国家資格と民間資格を保有しています。
国家資格は英文での発行を依頼し、英文での証明書を受け取りました。
ですが民間資格の資格は英語での発行ができないと言われたので、日本語の証明書を提出することにしました。
日本語の文書を提出する場合はのちに示す翻訳者確認書が必要です。
翻訳者確認書
翻訳者確認書とは、日本語の書類の翻訳文とその翻訳を誰がおこなったのかのを証明する書類です。
翻訳は原則第三者が行うものですが、私は頼れる人もいなかったのでネットで見つけた翻訳業者に翻訳を依頼しました。
依頼する会社や翻訳する文章の量によって価格は違いますが、私の場合3500円くらいでした。
アポスティーユ宣言書
ネット上にアポスティーユ宣言書のテンプレートがあるので、それに従って作成しました。

本文中に「私は英語と日本語に精通している」という部分がありますが、これは決まり文句らしいので英語が話せなくても書いてください。
TOPIK成績証明書
就労ビザを申請するときは、自分がやろうとしている業務内容に一致するコード(業種)を決めて申請します。
コードは90種類近くあるのですが、代表的なものに「海外営業員」というものがあります。
「海外営業員」とは?
海外進出関連の海外バイヤーに商品を販売するのに必要な営業活動と、海外販売者に商品を輸入するための営業活動を行う者及びその他の海外営業活動を通じて国家競争力の強化に寄与する者をいいます。
海外営業員は、語学力が大事とされているので、有効期限内のTOPIK3級以上の成績表が必須です。
また必須ではないものの、TOEIC(英語)やHSK(中国語)などの証明書があれば提出するとプラスになります。
私は海外営業員以外の他のコードだったため、TOPIKの成績表の提出は必須ではありませんでしたが、会社の人と問題なく意思疎通ができることを証明できる点では提出する方がいいということで、提出をしました。
ビザ発給認定申請書
ハイコリアから最新版をダウンロードしたものを印刷して必要事項を記入、そして6ヶ月以内に撮影した証明写真も貼り付けました。
行政書士さんを通して申請する場合、「行政情報共同利用(행정정보공동이용)」の同意欄が2箇所あるのでチェックを入れてから行政書士さんに書類を渡すことを忘れないでくださいね!
アポスティーユ
アポスティーユとは?
E7ビザの申請の際に忘れてはいけないのがアポスティーユ。
アポスティーユとは?
日本の公文書を外国で提出する際に、その文書が真正な公文書であることを証明するもの。
私が実際にアポスティーユしたのは1から4の書類です。
1. 最終学歴証明書(英文)
2. 経歴証明書(英文)
3. 資格証明書(英文/日文)
4. 翻訳者確認書
アポスティーユする書類とアポスティーユ宣言書が揃ったら、それを一括まとめてアポスティーユを受ければ完了です。
アポスティーユは1回につき1万円くらいします。

高すぎる、、、、、
一つ一つの書類に対してアポスティーユすると、一つごとに1万円するので、まとめてアポスティーユするのがいいと思います。
アポスティーユは業者に代行をお願いする方法と自分で行う方法が二つがあります。
私は一時的に日本に帰る予定があり、費用も負担だったので自分で行うことにしました。
自分で行う場合は方法がいくつかがあるのですが、

私がおすすめするのは、北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県の公証役場の公証役場で行う方法です。
アポスティーユは公文書にのみ外務省でつけることができます。
私立大学が発行した文書・民間資格の文書・経歴証明書は全て私文書なので、これらに直接アポスティーユをつけることはできません。
ですが、上記に示した7つの都道府県の公証役場では「ワンストップサービス」というものがあり、予約さえすれば予約日当日、その場で私文書のアポスティーユをすることができます!
手続き方法の流れ
家から近い公証役場にまず問い合わせをして、訪問予約をします。

わからないことがあれば公証役場を
予約する時色々聞いちゃおう!
ちなみに私は楽天モバイルユーザーだったので、韓国から日本の固定電話に問い合わせる際、毎回料金が全て0円でした♪
韓国での携帯キャリアを迷っている方はぜひ検討してみてください!
訪問予約をしたら、指定された公証人のメールアドレスに、アポスティーユを受けたい書類がなんなのか、またその書類のPDF版を送ります。
そして予約当日に指定された持ち物を持参して公証役場に向かってください。
<アポスティーユしに行く時の持ち物>
アポスティーユを受ける文書の現物
アポスティーユ宣言書
(※サイン欄は未署名)
身分証(確か運転免許証かマイナンバーカード)
認証手数料(11500円)
アポスティーユ宣言書のサイン欄は、当日公証人の目の前で署名する必要があるため未署名のままにしておくのを忘れないでくださいね!
ちなみにアポスティーユに表記する名前は「田中花子」さんの場合、「Tanaka Hanako」で苗字・名前の一文字が大文字になるで、経歴証明書など他の書類の英語表記も統一するかもいいかもしれません。
まとめ
以上がE7ビザ申請の際に必要な書類とアポスティーユの方法まとめでした!
E7ビザは準備する書類も多く、時間がかかって大変です。
挫けずに頑張りましょう、、!
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